Googleさんにも好かれて、ブログの信頼度を高めよう【内部SEO対策の基本】

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検索エンジン対策(SEO)は自分でもできる!

Googleさんに好かれるかどうかが、ホームページやブログの信頼度を高める分かれ目。私はそう思うんです。

Web活用塾のさおりん先生自分が検索されたいなぁと思うキーワードで、検索エンジンの上位に表示される方がされないよりも、やっぱり見られる数が多くなるんですよ。

せっかく書いているブログ、少しでも多くの方に読んでもらいたい!!
だから、ちょっぴり工夫もしたい。

ソーシャルメディアから来てくれる人は、たいていは常連さん。何度もブログを訪問してくれて、記事も読んでらえます。

検索エンジンから来る人は、一見さんも多いんです。一見さんは、ちらっと見てフィーリングか合わなければ2度と来ない。だから、一見さんもある程度は来てくれるように、ホームページを設計してみるとお仕事の幅も広がるんじゃないかなー。

それに、順位が低いよりは、高い方が何かと選ばれます。

「○○○で検索!」ってチラシやパンフレットに入れても、その「○○○」っていう言葉の検索順位が低いと、ちょっとかっこ悪い。

検索エンジンの上位に表示させることを、検索エンジン最適化、あるいはSEOといいます。

SEOって専門の業者に頼まないとできないんじゃない?

これは思い込みです。

とくにブログの場合は、ちょこっと工夫するだけ、今までのものの見方を1度だけ角度を変えてみると、順位が上がるんですねー。

みなさんも、ぜひチャレンジしてくださいねー。

※ホームページやSEO対策済みのWordPressのテンプレートなど標準的なページを想定して書いています。
アメブロの場合は、ここに書いてあるとおりにできない場合があります。
 

SEOのポイントは「見出し」に使う言葉

ブログでは読者に読みやすく、記事の中に「見出しを入れましょう」とよく言われています。
その通りなんです。
そして、見出しをつけるとGoogleの検索ロボットも、ブログの構造がわかりやすくなってちょっぴり検索順位を上げちゃおうかなって思ってくれるんです。

まず、この基本を覚えてくださいね。

さてさて、ここで38歳のYさんに登場していただきましょう。
Yさんはお客様の役に立つ情報や、自分のことを知ってもらうため、毎日せっせとブログを書いています。

習慣化されているって素晴らしい!

Yさんのブログは、こんな感じです↓

20151008_02

 

えっっっ、「はじめに?」( ゚Д゚)

最初の見出しの言葉が「はじめに???」、これは論文?

おしいなぁ
Yさんのブログ、もったいないなぁ。。。

「はじめに」の見出し部分、ホームページやブログでは非常にもったいないんです。

なぜなら、
ブログ記事のテーマになる言葉、ブログ全体を何度も使う言葉は、
検索エンジンでも検索されたい言葉じゃないかなって思います。

Yさんの場合は「販促」ってよくブログに出てくるので、
「販促」という言葉と何かを組み合わせた言葉で検索されるといいなぁ、
それで「販促」の仕事の問い合わせがくるといいなぁ、
そういうふうに思っていると思うんですね。

そんな重要な言葉は、ページやブログ記事の

できるだけページの上の方に、とくに見出しに使うことが大事なんですね。

見出しってなに?

Webブラウザでみるもの、つまりホームページ、ブログ、ソーシャルメディアすべての土台は
HTMLで作られています。
表面からは見えないのですが、WebブラウザでHTMLソースを見ることができます。

Webブラウザで見たいブログを表示して、
マウスの右ボタンをクリックして表示されるメニューから「ページソースを表示」(ブラウザによっては「ソースの表示」)を選択します。

そうすると、HTMLソースを見ることができます。

読者に見えている画面
読者に見えている画面

      ↓

HTMLソースを表示したところ
HTMLソースを表示したところ。見たくないですね。

 

HTMLソースでは、見出しにしたい文字は「見出しタグ」っていうので指定します。
見出しタグで記事の構造を知らせるんです。

HTMLの見出しタグは、一番重要なのが<h1>~</h1>、次に<h2></h2>、<h3></h3>、<h4></h4>、<h5></h5>と続き、<h6></h6>まで6種類あります。

<h1>大項目の見出し</h1>というように、見出しにしたい文字の前後に記号を付けるんですね。

新聞をイメージしてください。

大見出し、中見出し、小見出しと本文の内容を要約したタイトルが付けられていますね。

同じようなイメージで、
<h1>はページ全体につける大見出し、<h2>は次の中見出し、<h3>は小見出しと、
ホームページを作る人間は記号を入力してきます。

これはHTMLソースを書くときの望ましい構造と言われています。

Googleは新聞記事のような構造になっているページの方が解析しやすく、検索順位にも影響します。
(Googleが出している「検索エンジン最適化スターターガイド」にも記載されているので、興味がある方は読んでみてね)

まとめると、Googleは見出しタグに入っている言葉を、ブログの重要な言葉だと判断するんです。

このブログ(さおりんブログ)では、ブログのタイトルが<h1>の大見出し、オレンジの網かけの部分が<h2>の中見出しになっています。私はブログを書いているときは、ブログ記事全体で言いたいことをタイトルである<h1>に、その段落で言いたいことを<h2>に書いて、かつその記事で検索されたらいいなって言葉を入れます。

さてさて、
Yさんのブログは、緑の下線がついている文字が<h3>です。
その大切な<h3>に、しかも最初の<h3>に「はじめに」って入っているんです。

とある日の記事はこんな感じ。。。

見出しタグの例
<h3>はじめに</h3>となっています

 

<h3>はじめに</h3>

<p>今日は北海道全域で台風のせいで大荒れです。</p>

<p>特に道東方面の皆様、お気を付けください!</p>

<p>休業にした方や、窓ガラスが割れる被害も出ているようです。</p>

<h3>会報誌ではやったことのまとめと思い返しが出来ます。</h3>

<p>最近ブログで、仕事の話をしていないので、仕事してないの?と聞かれる今日この頃・・・(汗;</p>

これは、Googleに「僕のブログは『はじめに』って言葉が重要なんです。検索順位を上げてください」ってお願いしているようなことなんですよ。

それより、この記事ではたぶん「会報誌」について読者に伝えたいことがあると思うので、2番目の「会報誌ではやったことのまとめと思い返しが出来ます」の方が先にあるといいのになぁと思っちゃいます。

このようにSEOを意識して、ブログ記事の見出しに使う言葉を意識することを、「内部対策」といいます。内部対策はちょっと知っていると、自分でもどんどんできちゃうんですね。

私もお客さんに「検索順位を上げたい」と頼まれた場合は、見出しに含まれている文字を調整するんです。

重要なことは最初に書きましょう

Yさんのブログ記事は、構成が決まっています。

あいさつをして、自己紹介をして、お天気のことも書いて、、、

たぶん、この流れだと書きやすいんだと思います。そして、Yさんのファンは、この流れをYさんらしいと思っている。
だから、急に変えるのも難しいのかなと思います。

そこで、Yさんにご提案。

いつもの記事は今までの構造で書いていきましょう。
そして、「これぞ、僕の勝負記事だ!」とお客さんにPRする記事を書くときは、見出しタグを意識して書いてください。

Googleもこれはいつもと違うぞーと、検索順位の考慮をしてくれるかもしれません。

試してみてくださいねー

ブログ記事で自分でできるSEOをまとめると、こんな感じです。

・ブログ記事には、見出し、小見出しをつける
・見出しには検索されたい言葉を含むようにする
・記事の最初の方に、そのブログで言いたいこと、重要な言葉を入れるようにする

 

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Googleが認識する見出しは、HMTLソースで<h1>…<h6>で囲まれているものです。
アメブロのカスタマイズが書かれている記事で、見出しのスタイルとして紹介されているものの中には、デザインだけの場合があります。<div style=….>で始まっているものは、人間が「見出しのよう」に見えるデザインを作るためのものです。

なんかわかんないけど、自分のブログがどうなっているのか知りたいという方は、お問い合わせくださいね。

Googleの「検索エンジン最適化 スターターガイド」は、下記のアドレスから確認できます。

http://static.googleusercontent.com/media/www.google.co.jp/ja/jp/intl/ja/webmasters/docs/search-engine-optimization-starter-guide-ja.pdf

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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