時系列で考えると、文章が書きやすくなると思う

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folder 想い

「さおりんの文章って、心に感じてる順番に沿ってるから、
読みながらそうそうって言いそうになるよ(^^)」

私のブログ記事を読んで、エクスマ仲間の「紫乃」こと浅野葉子さんがコメントをくれました。

あんまり意識していなかったのですが、
そういえば、私は文章を書くときに出来事が起こったり、
考えた順番を意識していると思います。

物事を起こったとおりに書いていくと、
読みやすくてわかりやすい文章になると思うんですね。

私はソフトウェア開発会社でマニュアルを書いていました。
このときに物事の起こる順番、つまり時系列を意識することを学びました。
今日はそのことを書きますね。

昔はこんな風になりながら、マニュアルをかいていたこともあります
昔はこんな風になりながら、マニュアルをかいていたこともあります

 

時系列分析とは

マニュアルには、その製品の使い方が書かれています。
使い方を説明する方法は二種類あります。

ボタンやメニューごとにどのような機能が搭載されているのか解説する、参考書のようなリファレンスマニュアルと、その製品がとりあえず使えるようにするためのチュートリアルマニュアル(入門)です。

たとえば、Microsoft Word(ワード)で考えてみましょう。

左上のメニューに【ファイル】という項目があります。
そのボタンをクリックすると、【情報】【新規】【開く】・・・というメニューが並んでいます。
このメニューごとに機能を解説するのがリファレンスマニュアルです。

【新規】….新しく文書を作るときに選択します。
【開く】….保存しているファイルをウィンドウで開くときに選択します。
【上書き保存】…作成中のファイルを現在開いているファイル名で上書きで保存するときに選択します。

簡単にまとめると、こんな感じの説明が続きます。
この解説の方法は、ある程度ソフトを使ってる人やメニューを見て機能を知りたい人にはわかりやすいのですが、初めて操作をするときはいまひとつ操作全体がわかりづらいことがあります。

チュートリアルマニュアルは、製品の核となる操作を抜き出して、順番に読みながら操作するとその製品の基本がマスターできるように作ります。

ワードならば起動して、文字を入力して保存する。そして作成した文書を印刷できることが基本でしょうか。
そう想定したとして、今度は文字を入力して保存するまでを、時間の流れで操作手順を作ります。これが時系列分析です。

  1. ワードを起動する
  2. 真っ白いウィンドウが開く
  3. カーソルを入力位置に合わせてクリックする
  4. カーソルの形が文字入力用に変わる
  5. キーボードから文字を入力する
  6. 【ファイル】メニューをクリックする
  7. 【名前を付けて保存】をクリックする
  8. 保存するフォルダを選択する
  9. 【名前を付けて保存】ダイアログが開く
  10. ファイル名を入力する
  11. 【保存】ボタンをクリックする

ざっと上記のような流れになります。

次はこの手順に過不足がないか、操作の途中で注意することはないかをチェックします。
機能を実行する前の注意事項が、文章の最後の方に書いてあると、不親切ですよね。

「もう実行したよ、はやく言ってくれよ」ってことになりかねません。

私は新しい製品のマニュアルを作るときは、
自分が製品を理解するために機能を時系列に並べることをしていました。

メニューから【○○】を選ぶ → 【○○】ダイアログが開く → 必要な設定をする →【設定】ボタンを押すなどと、ユーザーの側にたって機能の使い方を時系列でメモしていました。
技術者から届く資料は、機能解説になっていてユーザー側の視点にたっていないので、そのまま製品マニュアルにするとわかりづらいことが多いのです。

チュートリアルマニュアルを作るのが好きだった

私はチュートリアルマニュアルを担当するのが好きでした。

ユーザーさんはどんな使い方をするのかなぁ?、
どんな順番で解説するとわかりやすくなるかなぁ?
何が基本操作になるのかなぁ?

こんな風に考えて、シナリオを作ることが好きだったのです。
マニュアルは読まない、わかりにくいとよく言われていましたが、
その中でもどうやったら読んでもらえるか、
どう書いたらわかりやすいと言ってもらえるか、
あれこれ考えていました。

こうして私は、仕事を受注するたびにソフトウェアの時系列分析をする習慣がついたので、
いろいろな動作を時系列を意識して覚えるようになったようです。

時系列を意識すると、物事の順番に伝えられるようになるので、
スタッフに仕事を頼むときにも聞いている人が動きやすくなると思います。

出来事をブログにまとめるときにも、
何が最初にあって、次にどうしたか、そのときどう思ったのかと書いていくと、
読み手にもそのときの体験が伝わりやすいのかな?
紫乃からいただいたコメントを読んで考えていました。

何かの機会に時系列を意識してみてくださいね~

ひとつの製品にたくさんの紙マニュアルが付属していたこともあります。 こんな時代が続いていたら、私はWeb屋にならなかったと思います。
ひとつの製品にたくさんの紙マニュアルが付属していたこともあります。
こんな時代が続いていたら、私はWeb屋にならなかったと思います。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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