机の前でうなっていてもアイディアはでないよ

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今日は新月。新しい願い事をしたり、新しいことをスタートする良いタイミングだそうです。
私、こういうの好きです。だって、楽しいから♡

「お願い事を10個以内で書きだして、満月になったらどうなったか確認してみるの」とか言ったら、なんだかキラキラ女子のようですが、
「達成すべき点をすべて書きだして、後日それが達成したか確認する。」とか言ったら、なんだか経営者みたいです。

本質は同じですね。だったら、楽しい方がいいね。

月の満ち欠けに合わせて、暮らしてみるのもいいよね

会社の新しい取り組み

さてさて、新月というタイミングで、会社では新しい取り組みについて、再度意図を確認しました。
「売り上げアッププロジェクト」って超現実的でセンスのないネーミングなんですが、新しい事業の柱を探そうっていう取り組みです。
(あっ、考えたのは私ね)

受託開発に慣れていると、こういうことがなかなか難しいんですよね。

与えられたテーマになら、つまりお客さんから言われたことなら、すべきことを実行することでなんとかなります。
が、ゼロから何かを生み出して売り上げを作るとなると、すべきことが与えらないので行動できない人が多いんだな。

それは学校教育の弊害でもあるように思うの。
先生の言うことを聞いて、教科書を覚えて、テストでその通りに書けば点数がとれるよね。
学校の成績がいいのは頭がいいってわけでもなく、訓練したからテストの点数が取れるってことで、頭がいいことにはならないって私は思うの。

働く現場では、学校の成績がよかった人の方が枠からはみ出せずに伸び悩むってことも多々あるし。
生きるための賢さと、学校の成績は別。

手順をその通りにするってことも、仕事においては重要なことではあります。
だってね、例えば工場で手順を守らなきゃ、品質管理はできないからね。
経理が仕訳のルールを無視しちゃったら、決算書はできません。

でも、手順を守る人ばかりだったら、新しいことは何も生まれないわけです。
ひとりひとりの個性のバランスが大事。

手順を守る人ばかりだと、会社の中が硬直化して変化を嫌うようになるかもしれない。
いろんなことにチャレンジする人ばかりだと、いろいろ挑戦するけれど達成したものはひとつもないってことになりかねない。

だから、バランスが大事。

印刷屋やWeb屋のひとつの問題は、お客さまの言う通りっていう受託開発型で仕事ができることです。
それに慣れきってしまうと、柔軟性に欠いてしまうんです。

そうなると、価格競争の渦に巻き込まれて、アップアップになってしまう。とくに弱小企業はね。

だから、まだ受託開発でも仕事があるうちに、新しいアイディアを出す練習をしてみようって思ったの。
資金がギリギリになったら、練習をしようなんてことは言ってられないですから。
それこそ、来月食べるための仕事を今月探してしているような、そんな必死な狩りをする状態になってしまうわけです(経験済みです)。

新しいことに取り組むときは、真面目に机の前にいて、どうしようって考えていても、アイディアは思い浮かばない。
一応、企画職であり、会社をつぶさないって命題を抱えていた私は、ゼロから何かをするってことそれなりにしてきました。

その経験から言いますと、

考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、それからできることを書きだして、書きだして。書きだして、

で、信頼できる人に見てもらって、そのフィードバックを受ける。

それを素直に取り入れて、また考える。
時には放り投げて遊びに行ったり、歩き回ったり、しばらく忘れてみるとかいろんなことしてみるのもいいかも。

そんなことをくり返していたら、
そのうちアイディアの神様がふっと降りてきて、いい答えを教えてくれるんだよね。

これがひらめきっていうやつかも。

って思うんだな。

煮詰まったら、いろんなことしてみましょう

私はよくお手洗いに行って出てきたときに「こうすればいいんだ」と思いつくので、
締め切りで切羽詰まったときに、本気でお手洗いの前で仕事したいとか思ったことがあります(^▽^;)
たぶん、気分転換をしたときに、いい具合に頭が活性化されるんでしょうね。

会社の新規事業のネタを考えるんだから、そう簡単には思いつかないでしょう。でも、やってみる価値はあります。

若い人たちにとっては、社会の変化にあわせて仕事をしていくって練習にもなるかな。

会社を続けてもいいし、会社を離れてもいい。どちらにしても、ゼロから何かを考える力があれば、何とかなりますね。

そうやって、ひとりひとりが頭を活性化させたら、チームになったときに会社の大きな力になると思う。
きっとうちの会社らしい何かが生まれるんじゃないかな。

こういうのが楽しいって思う人が増えたらいいなぁと、思っているのです。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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