売れる環境ってあると思う
「新しい商品は、全国を対象としたいのでホームページでものを売りたいんです」
「絶対、ネットで売れると思っています。」
「Web集客にかけているんです。」
最近の私、ホームページの制作だけではなく、ホームページを使ってモノを売るための、ご相談が多くなりました。
思い返せば私、ずっと新商品のリリースを支援する仕事をしているのですよ。
マニュアルライター時代は、新商品の発売前に製品説明を受け、社外秘の仕様書やプロトタイプ(試作品)をもらって、執筆していました。その仕事の最中に、プロジェクトの進行状況がわかってくるのです。
単なる出入り業者ではありますが、社外秘の脂っこいところを見えるので、「あっ、この商品は売れるな」とか、「これは難しいかもなぁ」とか、そんなことを思ってマニュアルを書くこともありました。そしてだいたいの確率で、最初のカンは当たっていました。
「売りたい、儲けたい」のならば、そうなるような環境を整えていくことが大事だなって思うのです。今日はそんなことを書いてますね。おもにソフトウェア製品の開発に関わる話ですが、ほかの業界の方でも、構造は同じではないかなかぁ。
私が「売れる」と思うとき
ひとつのソフトウェアやシステムをリリースするときは、スケジュールが厳しかったり、大変なことも多いのです。それでも、プロジェクト全体に明るさがあるときは、商品開発もうまくいっていました。
こんな感じのときは「売れる」と思ってました。
1. 担当者さんが熱心
担当者さんが熱心で、粘り強いです。
うまくいかなくても、いくまでがんばるというか。たぶん、売りたいって気持ちよりも、この商品を世に出して役に立ちたいって思いの方が強いのかもしれません。
あまりよくないのは、業務を担っている担当者さんが孤独なとき。理解者や協力者があまりいなさそうな感じが伝わってきます。いろんな事情が重なり、担当者さんがどんどん落ち込んでしまい、結局リリースされなかった商品プロジェクトも経験したことがあります。
2. スケジュール管理が上手
当然のことですが、うまくいくプロジェクトはスケジュール管理も当然うまくいっています。
計画が遅れても、業者にも事情を話してくれたり、業者側にもその分猶予をくれたりして、遅れが出ても「無理なんじゃない?」っていう感じがしません。
3. わかりやすい
商品説明や事業の説明を聞いて、「あっ、いいよな」って思うときはたいていうまくいっていました。
プロトタイプを操作して、すぐに機能説明を書ける製品はやっぱりその後の開発もスムーズで、売り上げもよかったように思います。
マニュアルライターは、お客さんと同じ目線で、商品を見ています。だから、私たちがわかりにくいなと思うときは、お客様もわからないことの方が多いように思います。
以上、
経験から感じていたことをまとめてみました。
自分の会社も見直してみます。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。