心のブレーキを踏んだまま、アクセルを踏んでも前には進まない
何かを変えたい。そう思って人はいろんなことにチャレンジします。
セミナーに通う、断捨離する、ダイエットをするetc
でもね、変わりたい、変わりたいと思っているのに、チャレンジしていることが結局続かなかったり、変わったと思っても別の展開で元に戻ってしまったりすることも多いのですよ。
それはなぜか。
意識では変わりたいって思っていても、無意識は変わりたくないって納得していないからなんですね。
そういう状態を、
心のブレーキを踏んだまま、アクセルを踏んでいるから前に進まない。
まずはブレーキから足を外すことをしないとならない。
と、私はNLPで習いました。
そして、私は最近ほんとだなっていう体験をしたので、それを書いてみたいと思います。
眉毛が描けるようになった理由
それはごくごく軽い気持ちで、イメージチェンジをしたいなって思ったことから始まりました。
ちょうど、劇エヴァの研修が始まり、再びお芝居をすることになっていて、何かできないかなって考えていたんです。
で、外見を変えるならば、友人のクマガイヒロコさん(プリシラ)に相談しようと思ったんです。
彼女はカウンセラーで、いつもおしゃれで楽しい投稿をしている方。
プリシラの最初のアドバイスは、眉毛を変えようということでした。
顔の中で眉毛が大事だから。
が、私「はっ?」って感じだったんです。眉毛は生えているものじゃんと。
でも、、、
そういうアドバイスなのだから、やってみようと思ったんです。
が、
なかなか上達しない( ゚Д゚)
そのあたりのドタバタは、ツイッターでも投稿していました。
私の人生の中で、こんなに集中したことはありませんっっっ。@wakeokikasetene に、眉レッスンを受け、この眉の形を脳に焼き付けている最中です。自分の眉毛を無視するなんて知らなかったわー。@pricylasilver 、影練積んでます。 pic.twitter.com/r4OUvZkLrl
— 白藤沙織 小さな会社のWeb屋 (@writersakko) 2018年11月10日
今度クールな役をやるという女優@writersakko さおりんの眉メイクが今日はいい感じに仕上がっていたので部活前にクールな表情を伝授中#今日も調子に乗ってます #美眉鬼コーチ pic.twitter.com/S3ihVVhoan
— プリシラ セラピスト・ジュエリー作家 (@pricylasilver) 2019年1月12日
そのときはまだ、私の中では遊びの範疇だったんです。眉毛が描けないということをおもしろおかしく話していただけというか。
それがですね、だんだんと憂鬱になってきたんです。
なぜ描けないんだろうと思ったこともそうなのですが、眉毛を描くこと自体にどこか違和感があったんですね。きっと。
プリシラには、眉毛を描いたら写真を送ってチェックしてもらっていたんですが、
「なぜ、おもしろくない顔をしているの?」
と聞かれました。
おもしろくない。。。
そう、意識では眉毛を描けるようになりたいとか言ってたんですが、無意識では描きたくなかったんですね。
「どうせ、私はできないから」っていう前提があったのでしょう。
それに気づいたのは、2月のセッションだったと思います。
「なぜ、おもしろくない顔をしているの?」って質問に、思い当たることがあってちょっと涙が流れたんです。
あっ、私は過去に容姿で傷ついたことにこだわっている。
そのことを受け入れた次の日、眉毛を描いたらなんだか前より形が整ってきたように感じました。
それで、私がこだわっていたことは何なのか、プリシラのカウンセリングのほかにも集中的に取り組むことにしたんです。
私、カウンセリングやコーチングは自分でもするので、これは無意識が相当に抵抗していると実感できました。
プリシラはカウンセリングのほか、「アクセスバーズ」という脳の断捨離をするセッションもしています。
プリシラのカウンセリング、アクセスバーズ、そして自分自身でのカウンセリングで、自分の中でのこだわりを捨てようと取り組んでいると、少しずつ変わっていくように思いました。
自分が変わったなと思ったのは、この本を読めるようになったこと。
なかなか読めなかったんだよね。
人間って感情があるじゃん。それを大切にしないのはおかしいとか無意識で思ってたみたい。
そうじゃなくて、感じた感情は認めることで、物事の捉え方が変わっていくんだな。
超クール。目指そう。 pic.twitter.com/2YHYhIHlWP— 白藤沙織 小さな会社のWeb屋 (@writersakko) 2019年3月12日
自分の容姿でどんなセルフイメージを持っているのか浮き彫りになったのは、やっぱりプリシラのセッションのときでした。プリシラの提案に対して、やたら否定したくなるんです。
自分がカウンセラーのとき、こんなに否定していたら変わらないだろうなぁと思うようなクライアントになってました。
「だって、私はこうだから」と言いたくて言いたくて、言ってました(笑)
で、「あれっ?、私はやたら言い訳しているな」って気づいたんです。
そうしたら、おもしろいことが起こりましたよ。
ちょっと不思議系な話なので、信じない方もいらっしゃるかも。どう感じるかはみなさんの選択におまかせしますが、、、
不思議なことが起こったのは、3回目のアクセスバーズのときです。
過去2回の体験では、私眠っていることが多く、何も覚えていないという感じだったのです。
ですが、3回目は違いました。
色が見えてましたし、右手が忙しく動いてました。
私は何度も催眠に入った経験があり、無意識が何かしようとしているときは腕が動くのです。そのときも、あぁ何か無意識が活動しているなって思ってました。
そしたら、、、
ふっと、私の中から誰かが出ていくのを感じたんです。
左目のふちの方から、私の行動を制限していたような人が、ばいばいって出ていった感じ。
すみません。変なこと書いて。。。
でも、私はそう感じたんです。
そしたらですね、ますます心が軽くなりました。
過去は過去。それをそのまま受け取ることができ、でも過去と未来は関係ないとはっきり思えたんです。
人間、不思議なもので、違う分野ではもうとっくにそういう割り切りはできてたんですよ。
でも、容姿に関してはそうではなかった。
外見だってやろうと思えば変えていける。そのとき自分の中で納得したんです。
それから、眉毛を描くのが上達してきて、合格をもらう日も多くなりました。
眉毛を描くのが楽しくなってきたんですよ。
で、私は思うんです。
なりたい自分になろうとがんばっても、なかなかなれないときは心に何かわだかまりがあるんじゃないかと。
そんなときはですね、まずはブレーキを踏んでる自分に気づいて、そのブレーキから足を外す取り組みをすること大事なんです。そのブレーキは心の蓋を開けることにもなるから、ちょっと辛いことかもしれないけれど。
いくら頭で理解していても、体験しないと深い理解はできないってこういうことを言うんだなぁ。
私の場合は、プリシラとのセッションを軸にして、セッションの中で気づいたことをさらに自分でワークをしたり、セッションして深堀していきました。そうしたら、時がきて何かが変わった。そんな感じです。
こういう人体実験はおもしろいです。
ブレーキ問題がよく理解できたので、これは今後の仕事にも生かしていけるなって思っています。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。