お気に入りのものを持つことは自分を大事にすることにもつながるかも
お気に入りの傘を持つと楽しいんだけれど、私はちょっと不安になる。
なぜなら、、、
すぐに傘を失くしてしまうから。
最近、札幌も梅雨のような天気が続いている。
朝、シトシトと雨が降っていたから、お気に入りの傘を持って出かけた。
手元が金色で濃い青い色をした細身、そして12星座が模様としてちりばめられている、ちょっと個性的な傘なのだ。
地下鉄に乗っているときも、訪問した会社さんから帰るときも、「かさ、かさ、かさ」と自分に言い聞かせていた。ちゃんと持っていた。
最後の打ち合わせをカフェでして、地下鉄大通駅から会社のある菊水駅で降りて、地下鉄の階段を上がっていたとき、前の人が持っている傘が見えた。
「あれ? どうして、私は傘を持っていないのだろう」
そう思ったとき、猛スピードで今日の午後の出来事を頭の中で再生したのだ。1件目の会社さんを出るときはちゃんと持っていたし、地下鉄大通駅で降りたときも持っていた。でも、今はない。
「あっ、あのカフェだ」
私は躊躇することもなく、スマホでお店を検索して、電話はかけた。青い傘は忘れものとして置いてあるという。
「あった」
とりあえず、会社に戻って来週の段取りなどをしてから、再び大通りに傘を取りに行くことにした。
私の新しい行動かもなと思った。

無事に私のところに戻ってきてくれました。
傘をいったい何本無くしただろう。どこに置いてきてしまったのかわからなくなった傘もあるし、たぶん忘れたのは地下鉄の中だろうと思ったけれどそのままにしてしまったこともある。2000円~3000円で買えるし、探そうと本気で思わないから、すぐに無くしてしまうのである。
が、今使っている青い傘は、私は相当気に入っているらしい。まず、あんまり電話は好きじゃないのに、すぐにカフェに電話をした。そして、今日中に傘を取りに行こうと決めたことも新しい。会社を挟んで大通りは自宅と反対方向にある。
今までなら、「来週まで保管してください」とお願いしていたかもしれない。
そして、今日の私はツイていた。カフェを出たあと、直帰しないで会社に戻ったことである。直帰していたら、大通りまで戻るのは時間がかかる。出張だから会社に戻って、書類など確認してから帰ろうと思ったのがラッキーだったのだ。
本当のお気に入りは大事に使うし、気にかけ方もすごく違うのだな。
あんなに優先度が低くて無くしてばかりいた傘の扱いが、こんなに違うのだもの。
そして、なるべく買うものは「とりあえず」で決めないでおこうと決めた。どんな値段のものでも、私が好きだなって思えるものを持ちたいと思う。そうすれば、どれも大事に扱うことができるから。それは、たぶん、自分を大事にすることでもあると思うのだ。

こうしてモノに気を使うことは、自分にも気を使うことだと思うのね
そんなことを考えながら地下鉄でツイッターを見ていたら、友人がこんなツイートをしていた
出来れば生活自体をシンプルにしたい。沢山なくても良いから、引き出しを開けたらお気に入りのものだけが詰まっているようにしたい。食器もお洋服もメイクもね。女も30を過ぎたら、自分に似合うものとそうでないモノの区別がちゃんと出来なくちゃ。それが #良い女 だと思うんだよね。#菅原裕子の幸福論
— 女は生き方が顔にでる!菅原裕子の幸福論。 (@wakeokikasetene) 2019年7月5日
同じようなことを考えてるのだなと思ったらうれしかった。
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この記事の投稿者
白藤沙織
ただいま演劇に夢中。そして、ダンスとヨガとピアノが好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。
考えをはっきり言うズバリスト。その性格を生かして、Webのこと、生き方のこと、本のことなどなど、ずばり言います。
小さな会社の経営者と、アラフィフ女子がキラキラと輝くためのお手伝いがしたい。そんな思いで日々活動中です。
プライベートでは、ひとり娘のシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生のパートナーができるといいなぁと密かに夢見ています
上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期