読みたいことを、書けばいい。読書感想文だよ

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この先、文章の書き方を質問されたら、田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」を推薦することに決めました。

文章の書き方がわからない。
ブログやSNSですぐに成果を出したい。
カンタンに書ける方法を知りたい。

こんなご要望に、私がお応えするのが間違っていました。
この本を一冊読めばわかります。

って、今度から言おうと思ったくらい、好きになりいいなと思った本です。

こんにちは。モノゴトはっきりずばっという「ズバリスト」白藤沙織です。

昨日、田中泰延さんの「読みたいことを、書けばいい。」という本を読みまして、ますます人生がラクになったように感じました。今日は、この本のすごさをご紹介します。

私の周囲でも大人気の「読みたいことを、書けばいい」。
おもしろくて、一日で読み切りました。

自分に正直になりましょう

田中さんが主張しているのは、「自分がおもしろくもない文章を、他人が読んでおもしろいわけがない。だから、自分が読みたいものを書く。」ということ。

なるほどな。

私、案外ダメじゃないのかもなと思いました。

というのも、私、基本ブログは自分が書きたいことを書いているんです。

サザエさんのことは、なんで私はサザエさんが好きなんだろうと、自分が知りたいことを調べて書いてますし、SEO、ウェブ解析、Wordpressのことなども、単に自分が知りたくて勉強したことを書いたわけです。

話はちょっとそれますが、

「ジンギスカンを食べさせてあげたくて~」とか、
「お正月には抹茶を飲ませたくて~」とか、

あなたのためを思って私はこうしているのよっていう会話が苦手。
こう言われると、かんじがらめになるようで苦しいんです。

「自分がジンギスカンを食べたいし、抹茶を飲みたいのは自分でしょ。」

そう思う私は冷たいんだなと、若いときは悩みました。
で、そうはっきり言えたなら、もっと健全な結婚生活だったろうなぁ(笑)。

何を伝えたいかと言いますと、
自分に正直になると、精神的にラクだということです。

これならお客様の役にたつかもしれないって思って、「ほらお役立ちでしょう」って記事を書いたら、なんだか恩着せがましいじゃないですか。
さらに、自分はその内容に興味がなかったら、書く自分も読まされる読者も不幸です。

「自分が読んでみたいことだから書きました」って言えば、評価はどうあれ自分の責任と思える。これが「あなたのため」って書いていると、評価がよくないと落ち込んで立ち直れないということになりかねない。
評価は他人がするものだから、左右されるのはムダ。だったら、自分の意志で書いている方が、反応があってもなくても結果はあまり気にならなくなるんです。
反応がなくていやだったら、工夫すればいいわけだし。
反応がなくてもよかったら、それでいいわけだし。
何をやってもOKなんです。

あー、おキラク(*´▽`*)

私も情報発信のアドバイスをするときに、「お客様の知りたいことを書きましょう」「お役立ち記事を書きましょう」とか言ってます。

これでは、私の真意が伝っていなかったんだと反省しました。

コトバが足りない。

「お客様が知りたいって思う可能性があることの中で、自分が興味があって読んでもいいかなって思うことを書いてみましょう」と言うことにします。

私は文章を書いているときは、読者を思い浮かべてコトバを選んでますが、内容に関しては、100%自分が読みたいものを取り上げてますね。

自分に酔ってはいけない

田中さんの文章でドキッとしたのは、

つまらない人間とは「自分の内面を語る人」

というお話です。

少しでもおもしろく感じる人は、その人の外部にあることを語っているというのです。

「寒い寒い。今日は穴のあいた靴下を履いているから寒い」
とか
「あたしブロッコリーがすっごく嫌い」
とか言う人が例に出てきます。

誰もあなたの穴のあいた靴下のことは考えたくないし、
ブロッコリーが嫌いなら食べなきゃいい。
基本、他人にはどうでもいい内容を語っているというのです。

読ませる文章には、人間の外にある事象を絡めていく。そうでないと、ほかの人が反応できないのです。

ふむふむ。

私、自分はどうだろう。これはチェックする必要があると思いました。

正統派の文章執筆のための本でもある

出だしの文章から「うぁーっ、こんなに自由に書いていいんだ」とただただ驚いて読んでいました。

が、

  • 物書きは「調べる」が9割9分5厘6毛
  • 一次資料に当たる
  • どこで調べるか
  • 巨人の肩に乗る

と読み進めていくと、文章執筆に関する正統派の本なのだと気づきました。ちゃっちゃっと文章を書くための本ではありません。

この本を読んで、私は大学の担当教授を思い出したくらいです。
教授はおっとりしている方でしたが、情報の出所をとても大事にする人でした。
知ったかぶりでプレゼンすると、「その統計資料はどこが作っているものですか?」とかすかさず指摘されます(今考えると当たり前ですが、学生にとっては厳しい)。大学4年生になったばかりのとき、私に「スペイン語が第二外国語なら、ポルトガル語も読めますよ。ポルトガル語のいい文献があります」という人です。研究者ならば当たり前って教授は確信していましたが、スペイン語の単位を落として再履修の私には気が遠くなる話でした。

とはいえ、文章ってどうやって書くといいんだろうと思った方は、この本を読んでみてくださいね。すごく読みやすい本です。

自分の読みたいものを書き、やりたいことをしてみればいいのさ。いぇーい!

そして、自分の中のクリエイティブな部分を刺激される本だと思いました。

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ではでは~

■白藤沙織のお仕事

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ビジネスをうまくいかせたいなら、マーケティング(集客)は欠かせない。営業して売る前に、営業できるお客さんに出会う必要があるからですね。
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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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