何かを変えたいときほど、人の気持ちを大事にしよう
激動の時代だから、会社も変わらなければならない。
意気込んでみたものの、なかなか思うように進まない。
もしくは抵抗の強さにめげてしまう。
なんでみんなわからないんだ。
ダメだな。
こんな風に思うことありませんか
変わらなければと焦るのに、みんながついてこないという焦りもある。
私、
このままでは会社がダメになるとか、
変わろうと言っているのに、なぜ変わらないんだ。
と焦るあまりに自分だけが浮いていたという失敗もしてきました。
そして、気づいたんです。
「変わる必要性」をみんなと共有せず、自分勝手に性急に進めてしまったからなんだなと。
人の心を無視しては、うまくいくものもいきませんね。
今回改めて、大河ドラマ「青天を衝け」の井伊直弼の姿を見て、再度反省しました(^▽^;)。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
最近、クラブハウスで「大河ドラマ余韻トーク」というお部屋を運営しています。
このお部屋では、6歳から大河ドラマを見続けていて、日本史にめっちゃ詳しい税理士の「山本やすぞう」さんがメインパーソナリティ。私はアシスタントでして、質問係りとか、脱線係りをしています(^▽^;)
4月11日の放送は、井伊直弼がメインで描かれていました。
大老になってから始まった「安政の大獄」から「桜田門外の変」で殺されるまで。
彼の動向をみて、私の失敗の原因にも気づいたのです。
歴史は未来を予測するためにも学んだ方がいいね
幕府の粛清を狙って、「安政の大獄」を進めた江戸幕府の大老井伊直弼。
彼は鎖国をやめて日米通商条約を締結し、「徳川慶喜を将軍に」と推していた幕府の要職についた人、文化人を次々に弾圧しました。これが1858年~1859年の出来事。
それが2年も経たない1860年に、井伊直弼は桜田門外の変で殺されてしまいます。
ときはグローバル化に進んでいたのに、尊王攘夷派に殺されてしまう結果になってしまいました。
この史実を改めて知り、人の気持ちをあまり考えず、急激に何かを変えるのは大きな反動を生んでしまうのだなと気づきました。
井伊直弼は14男だったので、本来は井伊家を継げる立ち位置にはおらず、大老になるような人物ではなかったそうです。30歳過ぎまでプータローをしていて、「茶歌ポン」とあだ名がありました。
先週(4/4)の放送では、茶歌ポンとうわさされるのを気にしている風も描かれていました。
ドラマの描き方にもよると思いますが、井伊直弼は悪人というイメージが強かったので、岸谷五朗さん演じる井伊直弼は意外なイメージがありました。
私は井伊直弼はもしかしたら、心の弱さがあったのかなぁと思います。価値観が大きく変わるとき、政治の経験があまりないまま江戸幕府の幹部のトップに立った人です。
怖さゆえに大きく構えられなくて、強く見せなければって焦ったのかなと思うんです。そうでなければ、2年くらいで100人以上の人を処分しないでしょう。
反対派が怖くて、怖くてという感じだったのではないかと。
そんなことをイメージしました。
そんな私の見解は置いといて。
性急に物事を進めた人としては、織田信長もいますね。
天下統一のために、手段を選ばず強引に物事を進めていたように思います。
そして、彼も明智光秀に殺されてしまいます。
反対に徳川家康は、子どもの頃から人質にとられ、耐えに耐えて天下をとり、江戸時代の基礎を築いた人。徳川家康は自分の気に入らない人こそ自分の近くに配置して、目の届くようにしたそうです。遠ざけてしまうと、何をするかわからないから。
私はこの話を読んだとき、ここが徳川家康の特徴なのかなと思いました。
気に入らない人を侮辱したり、処分したりすると、必ず反動がきます。
力では抑えられないのが人の心だから。
井伊直弼の場合は「恐怖」を人々に向けたけので、「恐怖」が跳ね返ってきたのかなぁと思いました。
人の心を無視した行動をすると、自分の心も無視されるんだなと、青天を衝けを見た後、「大河ドラマ余韻トーク」で話してみて気づいたことでした。
そうそう、井伊直弼役の岸谷五朗さんのインタビューもありました↓
\公式HP更新のお知らせ/
井伊直弼役・岸谷五朗さんのインタビューを公開しました。
いよいよ明日…#青天を衝け#岸谷五朗 #井伊直弼https://t.co/nMyUf5bLdg— 【公式】大河ドラマ「青天を衝け」 (@nhk_seiten) April 10, 2021
そして、クラブハウスでやっている「大河ドラマ余韻トーク」は、毎週日曜日20時50分~。
1時間ほど、ドラマの感想を話したり、江戸時代の文化・考え方をわいわいから聞いたり、それから現代のことに置き換えてみたりとかしています。
歴史に詳しくなくても大丈夫!日本のことを知ってみたいって思ったら、ぜひ遊びにきてくださいね~。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。