好きなことを発信しても仕事につながらないと思っている人に、伝えたいたったひとつのこと
好きなことを発信していたら、いつのまにか仕事につながります。
私はセミナーでよくこのように伝えています。
本当にそう思うから。
こんにちは。札幌でWebプロデューサーをしている白藤沙織です。
私は好きなことを発信して、仕事につながった経験を何度もしています。今日はその経験を書きますね。
2つのキーワードがあると記憶に残りやすい
私の中では、仕事は自分の専門性を深めるもの、好きなことは自分の仕事の幅を広げるものと定義しています。
そして、好きなことをオープンにしていると、人の記憶に残りやすく、声をかけやすくなるから、仕事にもメリットがあると思います。
仕事の依頼はこんな感じでくるではないでしょうか?
・出会い
↓
・人の記憶に残る。
↓
・必要なときに思い出してもらう。
↓
問い合わせがくる。
好きなことを発信していると、「記憶に残る」「必要なときに思い出してもらう」ときのきっかけになります。
専門情報だけでは、同じ仕事をしている人と区別があまりつきません。でも、そこに好きなことをかけあわせると、記憶に残りやすいのです。
たとえば、私の場合だと、こんな感じです。
「Webを作ったり、コンサルをしている人」と覚えてもらうと私以外もたくさんいます。私のことを思い出してもらうとき、キーワードが「Web」だけだと探しづらいですよね。
でも、「ダンスとか歌とかよく言っている、Webを作ったり、コンサルをしている人」と覚えてもらうと私だと絞られてきます。キーワードが「Webとダンス」になるから、私にヒットしやすいのですよ。
だから、好きなことを発信していることは、とても大事だと思っているんです。
価格競争から脱出もできる
Webに関わる仕事をしていたら、Webのことに詳しいのは当たり前です。
また、Web制作会社だったら、できることはほぼ同じです。だから、仕事のことのみPRすると、価格競争になります。
「集客できるホームぺージが得意」
「更新性の高いワードプレスで作る」
「Webアクセシビリティに詳しい」
「JavaScriptがばりばり書ける」
などなど、謳い文句はたくさんあり、若干の差はあるにしてもだいたい同じだから、価格以外に選びようがないのです。
専門情報はとても大事なのです。でも、専門情報だけで、会社名や自分の名前を覚えてもらうのはなかなか難しいことです。ここでは差がないから。
人はその人の情報が多くあると、どんな人かわかり安心します。
また、秘密を共有すると仲良くなります。
そうすると、専門分野以外にも、選ばれるポイントが増えます。
だから、ブログやSNSで好きなことを発信する意味があるんです。
私の経験では、テニスのことをずっと書いていたら、同じくテニスを好きな方からWeb制作の依頼がきたことがあります。
いまはテニスをしていないから、発信は全然していませんが、前はブログにテニスのことも書いていたのです。
そうしたら、同じくテニス好きの人がフォローしてくれて、たまにやりとりをするようになっていました。そして、あるとき自分の会社でWebサイトを作りたいからってご依頼をいただきました。
知らない人に声をかけるのはなかなか勇気がいることです。
でも、何度も共通の趣味のことを発信していると、いつのまにか親しみをもって心理的なハードルが下がっていきます。
もちろん、趣味が同じ人から必ず仕事の依頼がくるわけではありませんが、発信する価値はあると思うのです。
というわけで、私は今日もせっせと好きなことも発信しています。
仕事に好きなことを取り入れるなんて不謹慎なのかもしれません。でも、周囲に誰もやっていなければ、それだけでアドバンテージがあると思いませんか?やってみる価値ありますよ。
ではでは~
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。