多様性の社会で柔軟に生きるってこういうことだな
28日の金曜日はお休みをいただき、
子どもたちと一緒に過ごすワークショップに参加してきました。
親子11組と、彼らをサポートする28人で「遊んでカウンセリング」をテーマに、ひと言でいうと、2泊3日延々と子どもたちのリーダーシップで遊ぶというワークショップです。
この取り組みのことはいつか詳しく書くとして、
先入観がなければ違う国の人たちとも、言葉が通じないからなどあまり気にしないで、遊んで仲良くなることはできるんだなぁと学びました。
多様性の社会で生きる本質の中にいたって感じがしています!
3か国語で「なんでもバスケット」
このワークショップには、台湾から来ている親子がいました。子どもは女の子で彼女の第一言語である台湾語のほか、少し英語を話します。
私が彼女と遊ぶときは、不完全ではあるけれど英語をお互いに使ってました。
2日めの土曜日、だんだんとみんな打ち解けてきたときに、日本の小学生の男の子たちが「なんでもバスケット(フルーツバスケット:椅子取りゲームのようなもの)」がしたくて、彼女も誘いたいと言い出したのです。
彼女のお母さんに相談したら、「なんでもバスケット」は言われた日本語に対してすばやく反応しないとならないので、彼女は遊べないだろうと言うのです。
通訳するにしても、おそろしいほどのスピードで対応しなければならないので難しいと(彼女のお母さんは英語を話します)。
うーむ。。。
日本語から英語にして、さらに台湾語にする必要があり、なんでもバスケットになるのか???
そのときの私の提案は、
「鬼になった人の指示をその子が理解してから、全員が椅子取りのために動くのはどうか」ということ。
台湾の女の子が鬼の言っていることが理解するまで、誰も動いてはいけないって感じです。
それなら遊べると彼女もお母さんも納得してくれたので、日本人の男の子にそのことを伝えました。
この提案を彼はすんなり受け入れてくれ、
「オレがレディー・ゴーって言うから、それからみんな動くようにしよう」とルールを作り、子どもも大人もみんなが納得したのでゲーム開始!
「飛行機に乗ったことがある人!」と鬼が言うと、
すぐに動くのではなく、
私が「People who have got on a plane」と言い、それを彼女のお母さんが台湾語にして彼女が理解できるまで待ちます。
OKだったら、今度は男の子が「レディー ゴー」と合図を出し、みんなが一斉に動き出す。こんな感じで遊びました。
そして、彼女かお母さんが鬼になったら、台湾語→英語→日本語の順に通訳するんです。
ときどき、日本語を聞いて日本人がフライングしそうになると、誰かが「違う」と言い合って、行動を修正します。
言葉が違うからと言って仲間外れにしないように自然に配慮しているんです。
私も「カンタンな日本語にして~」と叫びながら英語を話していて、完璧じゃなくても雰囲気でなんか伝わっていたみたいです。
そこにいるみんなが参加できるルールが自然と出来上がって、協力し合っていくあって楽しむっていいなぁと思います。
政治の世界もこんな風に、みんなで助け合うことができたら、戦争はなくなるんじゃないかなぁ。
私もあやしい英語でも、遊びの役に立ってよかったなぁと思ったし、3か国語も使って遊ぶなんて素敵な経験だなってうれしくなったのでした!
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今度遊ぶときは、もっと英語が上手になっていて、スムーズにことが進むようにしたいなぁ。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。