レンタルサーバーとドメインは自社名義で契約し、書類は大切に保管してください
レンタルサーバー、ドメイン、独自SSL etc
ホームページやブログを作りたいだけなのに、何だかめんどくさい契約をしなければならないようです。
「何だかわからないしなぁ。覚えることは面倒だし、業者に任せちゃおう!」
良好な関係が続いているときは、苦手なことを代行してもらえるので問題はありません。その関係を大事にされるとよいと思います。。。
が、
時の流れとともに、状況が変わったり、考えも変わったりします。
代行してもらった業者が倒産してしまった、
今度は違う業者と仕事をしてみたい、
etc
そんなときに問題になるのが、
レンタルサーバーやドメインの持ち主は誰かということ。
契約の名義があなたの会社だと、業者を変えてもあまり問題は起きません。
代行してくれた業者名での契約だったら?
それは、ちょっと厄介なことになることもあります。
そもそも賃貸サーバーって、ドメインって何?
ホームページや、独自ブログ(たとえばワードプレスで構築するブログ)を開くときには、サーバーとドメインが必要になります。
ピンと来ない方は、たとえば、マンションを借りることをイメージしてくださいね。
サーバーは箱としてのお部屋。
その中にホームページやブログを作ります。
家具やカーペット、カーテンなどでお部屋を作るイメージです。
そして、ドメインは場所を特定するもの。
つまり、住所みたいなものです。
マンションを借りるとき、面倒だからといって第三者にすべて任せて、契約の名義が誰かわからないということはあまりないですよね。
まして、自分は代理人にお金を払うってこともあまりないような。。。
大家さんか不動産屋さんに直接払いますよね。
それは住居は生活の上で大事だと認識しているっていうこと。
たとえ誰かに契約を代行してもらうにしても、契約はあくまでも自分というのが当たり前だと考えているからだと思います。
自分は家賃を払っているのに、実は不動産屋さんには支払われていなかったというようなことになったら、大問題です。
サーバーやドメインの場合も、同じようなことが起こりうると考えてください。
レンタルサーバーやドメインで起こる問題とは?
ホームページやブログは、目には見えませんが会社の「資産」です。
インターネットの世界は、比較的簡単に真似ができる世界でもあります。
ホームページやブログは、どのように作られているのかプロがHTMLソースを見るとすぐにわかるし、真似して作ることもできます。
検索エンジンの上位にくる施策(SEO)も、内部対策はHTMLソースを見るとどんなことをしているか推測できます。
人気ホームページのようにデザインして、同じ仕掛けをすることはできるんです。
でも、コツコツと書いてきた記事の数はそうはいきません。
たとえば、2000記事あるブログを真似して、1日で作りなさいと言っても記事を書くのが難しいんです。
コピペしたら、Googleから重複ペナルティを与えられる可能性が高いですしね。そもそも、モラル違反です。
だから、真似しようにも真似できない。
そのくらい大事な記事は、そうレンタルサーバーの中に保存されています。
記事の著作権は自分にあるとしても、レンタルサーバーが他人名義であり、使用料がサーバー会社に払われていなかったら、、、
コツコツと貯めてきた記事は、支払期日を過ぎたらすべて消えてしまいます。
ドメインも同じです。
ドメイン料を払っていなければ、、、
ドメインが自動解約された時点で、
ホームページやブログが見られなくなります。
儲けにつながっていたあのページも、一瞬でなくなります。
賃貸マンションが燃えてしまったのに等しい。。。
タンスに隠していたお金も、お気に入りの洋服も家具もすべて燃えてしまった。。。
そんな感じです。
契約書は大切に保管してください
ちょっと極端に書いてしまいましたが、
レンタルサーバーやドメインでは、名義は誰かということで厄介な問題に発展してしまうことも実際にあります。
そんな問題を避けるためには、契約代行をしてもらってもいいのですが、契約内容は必ず確認して、契約内容やサーバーへのログイン情報などが書かれている書類を大切に保管してください。
レンタルサーバー料は年間でも数千円~数万円程度、comドメインは年間1000円以下で使用できます。マンションを借りるよりは安いし、しかもサーバー情報はメールで届く場合もあるので、ついつい軽く考えがちになります。
でも、しつこいようですが、あなたが何より大切にしているデジタル資産は、レンタルサーバーの中にあります。
お客様はドメインを利用してその資産を見ています。
たとえ一通のメールだったとしても、印刷して大切に保管しておくべきだと私は考えています。
たとえ今の業者に何かあったとしても、サーバーとドメイン情報があれば、別の業者は引き継ぐことができます。
なんとかなります。私に連絡ください(あっちがうか)
「あれ?うちの会社はレンタルサーバーの情報をどうしているんだっけ?」と思った方は、このブログを読んだらすぐにレンタルサーバーの情報を発掘しに行きましょう。
そして、見つけたら金庫に保存しておいてくださいね。
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。