苦手意識を克服するときに役立つかもしれないサブモダリティのお話 ~ 比布エクスマ化プロジェクトより
いやな体験をしているとき、あなたは何をどのように見て、どんな音が聞こえていて、どんなことを感じていますか?
もしくは、すごく楽しかったときのことを思い出してみたとき、あなたは何をどのように見て、どんな音が聞こえていて、どんなことを感じていますか?
人は何かを思い出すときに、視覚・聴覚・身体感覚から情報を得ています。
必ず事実と一緒に、視覚・聴覚・身体感覚からの情報がくっついているのですよ。
この情報を「サブモダリティ」って言います。
サブモダリティをちょっと調節すると、望ましくない感覚を望ましい方向に変えることができます。
ということを私は、NLPで学んでいて、今回の比布エクスマ化プロジェクトでみなさんにワークをしました。
今日はそのお話をしますね。
エクスマを通して何を達成したいのか?
あっ、私はあくまでもWeb屋です。今回はレコードやカセットテープにたとえるとB面、表と裏にたとえると「裏さおりん」バージョンなのです。だから、一緒に学んだ人たちとは実践したことはありますが、一般のセミナーで講師をしたことはありません。
では、なぜ今回比布エクスマ化プロジェクトでそれをしたのか?
ってことなんですがね。
比布エクスマ化プロジェクトは2018年で終わります。「最終回までに、少しでもエクスマを実践できるようになるにはどうしたらよいのか?」そんな会話をスタッフの中でしていたときに、「さおりん、カウンセリングやコーチングを知っているなら、何か話して」という依頼を受けたのですよ。
「おぉ~~」とびっくりしましたが、チャンスの神様は前髪しかないと言いますからね。何かお役に立てるならと引き受けることにしました。
せっかくですので、参加者のみなさんが、エクスマを使い続けられるような、そんなヒントになるようなことをしたいと思いました。それで、エクスマに取り組む意図を確認し、今日から行動するには何が必要か、それを考える時間にしようと思いました。さらに、何か行動したくなるようになっていたら最高です。
さてさて、そうは言っても、「表さおりん」とは違い、「裏さおりん」はセミナーの経験がありません。だから、びびっていました。で、自分の作ったカリキュラムを、私のNLPの先生に見せたところ、ビリーフチェンジ(思い込んでいることを変える)をしたら?と提案されました。私が選んだ目標達成のワークよりも、さらにはやく効果が表れるというんです
ビリーフチェンジは、冒頭に説明した視覚・聴覚・身体感覚へのアプローチするワークです。が、そもそも「サブモダリティ」のこと、みなさん知りません。「サブモダリティ」の説明して、デモンストレーションが必要な私とってはハードルが高めなのです。
それに、エクスマとはまったく内容が違うので、それも心配してました。藤村先生の反応が怖かったので、スライドを事前に送ったのですが。。。「はーい。あとで見ます」と返事がきたきり、当日を迎えてしまいました。「もう知らないよ。もう内容は変えられないよ。」覚悟を決めて比布に行きました。
当日の私がさらに考えたのは、最初から「行動する」ってことを暗にほのめかして無意識に入れちゃおうってことです。お気づきの方もいるかと思うのですが、「行動する」ってキーワードを埋め込んだ話をしていくと、本題のワークに取り組みやすくなるんです。
参加している方の本当の目的は、藤村先生の話を聞きに来ることではないはず。自分で達成したいことがあるはず。そのためには、実践する必要があります。
だから、「自分のやりたい仕事が見つかった人のお話」を暗喩として話して、その人が毎日何をしたのか何気に問いかけました。そのあとはちょっと脳が混乱するような質問で、自分の目標は何か、それが人生とどう結びつくのか、目標を達成するためにすでに持っている自分の資源は何かってことを探ってもらいました。
そして、メインのワーク、サブモダリティを使ったビリーフチェンジです。
※サブモダリティのお話は、このブログ記事がよくわかりますので、興味を持った方はぜひーー。
ブログに対する感情が変わりました
サブモダリティのデモンストレーションは、一緒にNLPを学んだ下田千明さん(ちあき)に頼みました。ちあきは、91期エクスマ塾比布を卒業しているので、比布エクスマ化プロジェクトにも参加できるのです。
彼女が選んだテーマは、ブログを書けるようになりたいっていうことです。それで、ブログをうまく書けないときと、うまく書けたときの状況を思い出てもらい、サブモダリティを抽出しました。たとえば、視覚では、モノクロなのかカラーなのか、大きさはどうか、見える位置はどうか、ふちがついているかパノラマかなど聞いていきます。
そして、ふたつのサブモダリティを比較して、違っているところをうまく書けたときの方に合わせます。感想は、「何か気持ちが軽くなった」ということです。ほっとしました。デモンストレーションで失敗したら、最悪です。
その後、みなさんにワークをしてもらいました。私も参加者さんにワークをして、同じように心が軽くなったと言ってもらえました(*^▽^*)
その後、みなさんどんな風に変わったのか、変わらないのか、私にはわからないのですが。。。きっと、何か違うものを感じていると信じているのです。
何人かの方は、「新しい気づきがあった」とか「おもしろかった」と、Facebookに投稿してくださいました。ありがとうございます。
何かが変わっていたら、私はうれしいです。
そして、、、
何よりも反応が怖かった藤村先生には、「さおりん、よかったよ」と言ってもらえました。「先生、お散歩に行ってたじゃないですか」とちょびっと反論しましたがね(生意気ですみません。ちびのくせに生意気だとよく言われます (^^ゞ)。藤村先生は、ワークの途中でお散歩に出かけていて、Facebookのストーリーで比布の町の様子を紹介してました。途中まで話を聞いてくれていて、ワークになって「大丈夫」と思ったようですので、これでよかったことにします。
それと最後に、今振り返ると、
NLPの先生は、私にNLPを活用するように方向づけたような気がします。みなさんの前で教えるためには、私が一番勉強しなきゃならないですからね。さりげなく、言葉だけでそれをやるなんて、恐るべしって感じがします。私もこの技マスターしたいです。
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白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。