コミュニケーションがうまくいかないときに考えたこと ~ 質問を変えてみた

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folder 仕事力, 本・映画・演劇・音楽

なんだか意志の疎通ができていないよな。

とか、

なんだか私、落ち込んでいるんだよね。

とか、

人間関係で悩んでいるときは、たいていコミュニケーションがうまくいっていないもの。
そして、うまくいかないコミュニケーションを誰かのせいにしているとき。私はそう思っているんです。

他人にも自分にも、言葉がけが何か違っているから、思うような結果がでないんですね。
そんなときにお勧めの本が、「質問は人生を変える」(マツダミヒロ著:きずな出版)です。マツダミヒロさんは「魔法の質問」で有名な方です。

過去に何回かセミナーに参加していて、柔らかい話し方がステキだなと思っていました。

「質問は人生を変える」と言う本はマツダミヒロさんの新刊で、数冊まとめて読書会を開く案内もメールで届きました。

読書会、開いてみようかな。メールを読んでそう思いました。

ちょうど私自身も、もう少し上手にほかの人と関わる方法はないかなと思っていたときだったのです。

会社の中で言えば、制作現場と営業スタッフ、経営者と管理職、間接部門である総務と他部門、各種会議、連絡がスムーズに行ってなかったり、誤解が生じたりすることもことがありました。

本当は質問したいのに、指摘になってしまって思うような答えをもらえない。

とか、

スタッフの考えを引き出すところなのに、一方的に上長が話している。

とか、

うまく問いかけをしていないから、部下が趣旨を理解せず動いていない。

とか。

正文舎が特別悪いわけでもなく、どこの会社でも起こりうる問題ですね。
それを少し改善できないかな。そんなことを思って、「質問は人生を変える」を読み進めました。

  1. 「何を?」
  2. 「本当に?」
  3. 「それで?」
  4. 「どのようにすれば?」

この4つの質問をくり返して、本当の気持ち、本音を引き出していきます。

ここで注意したいことは、誰かを変えたくて質問をしても効果がないということ。人は他人をコントロールすることはできません。変えられるのは自分だけなのです。だから、何かかがうまくいっていないときは、自分の行動や発言を変えることしかできません。

この本も最初出てくるのは、自分で自分を満たす質問です。自分で自分を満たすことを覚えないと、ずっと人に依存することになります。他人がほめてくれると自分の状態がよくて、人に何か言われると落ち込んでしまうというのであれば、常に他人に左右されます。

自分から状況を変えよう、うまく伝わっていないならば伝わるようにするにはどのようにしたらいいだろう。そんな質問を自分にしていくと、自分の状態が整ってきていほかの人に対しても上手に質問ができるんですね。

この本を読んで、私はかなり心が軽くなりました。

私、経営者の方々もこの本を読んだらよいと思いました。
とくに153ページの「待つ」という部分、読んだらいいなと思いました。なぜなら、いつも会社のことを考え、外に出ていろんな人に会い、議論をしている経営者は、会話スピードがかなりはやいことがあります。

一方、会社にて日々の仕事をしているスタッフは、自動思考になっていて問われたことに対してなかなか答えがでないことがあります。そんなときに、答えをせかすのではなく、「待つ」んですね。

一般社員も経営者も、基本的なコミュニケーションの方法が学べる一冊です。文章表現もやさしいので、すぐに読めますよ。

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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