今年と同じことをしていたら、一番いい結果でも今年と同じだよ
私のビジネスコーチでもある、中小企業家診断士さんがこう言いました。
「今年と同じことをしていたら、一番いい結果でも今年と同じ結果にしかないらない」と。
本当にその通りだと思います。今年の正文舎のテーマは「チャレンジ」。1年目のチャレンジでは、花は咲かずとも種は確実に蒔いたと思います。来年はその種を大切に育てて、花を咲かせていきたいな。そんな風に思っています。で、正文舎の取り組みを振り返ってみました。
クリエイティブ研究室が始動
社会の流れの中で自然と市場が縮小しているのが、今の印刷業界です。今まで通りがんばっても、売り上げは落ちるのが当たり前の状況なんです。ここは、何か工夫をしなければね。
そんな中で生まれたのが、クリエイティブ研究室。印刷部門、Web部門など部署を問わず、企画提案をしたり、より品質の高い制作物を作りたいと思っているスタッフが集まってできました。お客様から言われたとおりのものを作るだけではなく、こちらからも提案していく力をみんなでつけたい。そんな想いがあります。

通常業務もある中で、スタッフはクリエイティブ研究室の活動時間を確保して、会社案内を刷新して記事を書く、会社のパンフレットを改善するプレゼンを行うなど、今までしたことがないことにチャレンジしていました。今まで人前で話すことをしてこなかったスタッフが、話す練習をしてプレゼンをしたということは何かを変えていく大きな一歩になると思っています。人に伝わるように話をするという練習をすると、社内のコミュニーションもスムーズになりますからね。
ほかにも、文章を書く練習を重ねて、コンクールに参加してみるスタッフもいました。熱心でいいなぁと思っているのです。来年は、一緒にライター業をしたいかも。
廃材の再活用
私が取り組んでみたのが廃材の再利用です。工場には予備紙や仕様変更などで紙が余っていて、捨てるだけになっていると聞いたので、何かに利用できないかなと思ったのです。

「色紙セット」を作ってSNSで呼びかけたところ、保育園の先生たちから引き取りたいと言っていただけました。保育園や幼稚園では、広告の裏でお絵かきをしていることもあり、色がついているだけでもステキと先生が喜んでくれました。
色紙の在庫が少ない今は、白い紙をA2やA3サイズに紙を断裁してお絵かきセットを作っています。廃材利用なのですぐに用意はできないのですが、ご希望があれば声をかけてくださいね。
印刷会社で使用している紙は、一般で販売されている上質紙よりも品質がよいので、絵も描きやすいのではないかなと思っています。
そして、メモ帳やノートなどの商品づくりにもチャレンジしています。

もっと商品として売れるにはどうしたらいいのかな。
そんなことも考えていたら、印刷製本課の課長たちが自分たちで切り取り線を作ったり、表紙を付けたりしてくれて、メモ帳やノートも本格的なものが出来上がってきました。こちらもどんな展開ができるのかとても楽しみなのです。

写真ではわかりづらいですが、作ったメモ帳やノートを持っています。表紙の色は変えたいね~
ぷらねっとくんのLINEスタンプ
そうそう、正文舎のキャラクターである「ぷらねっとくん」のLINEスタンプも今年はリリースしました。
こちらは、Web部門のスタッフがノリノリでぷらねっとくんのいろんなポーズを作ってくれたので、思ったよりもはやくリリースできたのですよ。まだ、使っていない方は、こちらの記事を読んで、ダウンロードしてみてくださいね。
まったく新しいことを経験すると、脳の中の今まで使っていなかった領域が使われて活性化するそうです。どんどん能力が伸びていくみたいなので、これからもどんどん挑戦していきたいなと思います。
私的には、2018年は紙媒体を中心に活動していましたので、来年はWebで何かできないかなと思っています。
新しいことは楽しいよ~~。
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この記事の投稿者
白藤沙織
ただいま演劇に夢中。そして、ダンスとヨガとピアノが好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛するWebプロデューサー「さおりん」です。
考えをはっきり言うズバリスト。その性格を生かして、Webのこと、生き方のこと、本のことなどなど、ずばり言います。
小さな会社の経営者と、アラフィフ女子がキラキラと輝くためのお手伝いがしたい。そんな思いで日々活動中です。
プライベートでは、ひとり娘のシングルマザー。仕事と子育てとめいっぱいがんばってきたので、人生のパートナーができるといいなぁと密かに夢見ています
上級ウェブ解析士、エクスマ59期・65期、エヴァ16期