ブログが書けないのは、書けない方が都合がよいのかもしれない
釧路で、SNS活用セミナーと文章講座と1日で2つのセミナーをしてきました。
かなり自由に、2つもできて私はしあわせです。当日の釧路は珍しく大雪。釧路市内の移動も大変なのに、帯広や中標津からも参加してくださり、感謝しています。
ありがとうございました。
SNSやブログ。やりたいんだけれど、なかなかできないんですっていう方が案外多いんです。いつもセミナーに出て、「やるぞ!」って決意するのに行動が伴わない。
それはどういう理由があるのか。ちょっと書いてみますね。
できないことで得るのもある
「今日からこれをやろう」と決めても、その場を離れると忘れてしまう。
そして、何度も同じ誓いをたて、場合によっては何度もセミナーに出たり、個人セッションを受けている。でも、できない自分がいる。
これはね、もしかしたら「できないことで、何か利益を得ている」っことかもしれません。
それはどういうことなのか?
たとえば、ブログを書くケースにしましようか。
ブログを書けないのは、書かないことで何かを得ているのですよ。
極端な例では、もう断崖絶壁にいてブログを書かなきゃ転落するって事態になったらですよ、必死に書きますよね。ブログを書く理由が明確にあって、書くことで実際に得るものがあるならば人は書きますよ。
でもね、ちょっといやな表現になるかもなのですが。。。
「ブログを書けない」って人に言うことで、「どうしたら書けるかな」とか寄り添ってもらえたり、いろいろ話が弾むことがあるとしましょう。そうすると、その体験が欲しくてブログを書いていないってことがあります。
もちろん、意識では書かなきゃって思っているんですが、無意識は本当に得たいものを選ぶので書かない方を選択しているんですね。人に親切にしてもらいたいし、話をしたいから。
こういうケースは、なぜその体験が欲しいのか、人に寄り添ってほしいのはなぜかと、こっちを先に取り組むことが大事です。ブログを書くようになると、人に寄り添ってもらえない。そんなちょっとおかしな前提があるから、ブログを書いていないのだから。
ブログを書けるようになったら、その利益を失ってしまうんです。
こんなときはブログセミナーに行っても、ムダなんです。それより、人に寄り添ってもらいたいと望んでいる理由を知り、それを解決したら、いつの間にかブログを書けるようになっていたというようなこと起こります。
だからね、できないことに注目してノウハウを追い求めても、ダメな時もあるんですよ。何度も繰り返し思っているのならば、これを持ち続けることで、どんなメリットがあると思っているのかなって自分に聞いてみてくださいね。
能力がないなら伸ばす、時間がないなら行動を変える
そのほかの理由には、書く能力がなくてできていない、物理的な時間がなくてできないというものもあります。
書く能力がない場合は、勉強して能力を伸ばす必要があります。文章の書き方の本を読んで課題に取り組むとか、いいコラムを毎日読んでみるとか、書き写してみるとかとか。練習が必要です。プロのライターになるわけではないので、優れた執筆能力は必要ないのですが、ある程度言いたいことが伝わるような文章力が必要です。ブログの画面でうんうんうなって書けないで悩むよりは、まずは書き方を学びましょう。
物理的な時間がないときは、自分に聞いてみましょう。本当にブログを書きたいかどうかを。本当にそうなら、今日までしてきた中のうち、何を手放してブログの時間を作る必要があります。生活スタイルをじっくり見直して時間を確保すると考えてみましょう。
あと、ブログを書かなくても、とくに今の生活には支障がないから書かなくてもっていうこともありますよ。その場合は、ブログを書かなくてもいいのでは?
現在の自分の状態が、過去の行動の結果です。まず、できていないなって自分が思ったら、自分はどんな理由でできないのかって丁寧に考えてみましょう。
取り組む価値はあります。
あっ、「ブログが書けない」とただ言いたいだけの場合は、思う存分言いつつ、書いてみてくださいね。
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笑っている私をたくさん撮ってくれたのは、株式会社アシストの打矢晶一さんです。
ありがとうございます!
https://www.assist-946.com/staff-blog/
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。