ワードプレス5にアップデート ~ ブロックエディタを使ってみた
ワードプレス5が12月7日にリリースされました。
ワードプレス5で何が変わっているかというと、文章を入力するためのエディタの概念です。操作方法が、今までのものと全然違います。
新しい入力エディタは、「ブロックエディタ」と言います。それに対して、従来のエディタは「クラッシックエディタ」と呼びます。
Web屋であるうちの会社では、夏ごろからワードプレスの勉強会などでこのエディタの研究をしてきました。が、ブロックエディタは賛否両論。HTMLコードを美しく書きたいコーダーたちは、あんまり好きじゃなさそうです。
HTMLコーディング技術がなくても、レイアウトの美しいブログか作れるといううわさもあります。本当かどうか、リリースされたので私のブログをアップデートしてみました。
ブロックエディタの仕組み
ワードプレス5の投稿画面を開くと、こんな画面が表示されます。
ブロックエディタの特徴は、見出し、段落、画像、リスト(箇条書き)、引用、音声、動画などを入れる領域(ブロック)を作ってから、文字や写真を入れていきます。
従来のエディタは、タイトル入力欄と本文入力欄が表示されていました。そして、本文入力欄にとりあえず文字を入力していき、あとで見出しなどのスタイルを設定していました。
新しいエディタは、逆になるのよね。入れ物を作ってから、その中に適したデータを入れるのです。
一瞬、何をしていいのかわかりませんね。
とりあえず、ブログのタイトルを入力してみて、「文章を入力、または/でブロックを選択」のあたりにマウスカーソルをあててみると、+マークが出てきました。
+マークをクリックすると、ブロックを選択するパレットが表示されます。
ここで自分が配置したいブロックを選ぶのですよ。「Paragraph」を選ぶとこんな感じで文字入力欄が表示されます。
メニューが英語で表示されるので、パソコンに慣れていなかったり、英語がわからなかったりすると、ここで躓いてしまうかも。インターネットを検索すると日本語版があるようなのですが、これはワードプレス5がリリースされる前のプラグイン版みたいなようです。
うーむ。さらに研究してみます。今はリリースされたばかりなので、みんな手探りで使っているみたいなのよね。
ワードプレスミートアップという勉強会に参加したスタッフによると、私のブログはサブディレクトリにインストールしているので、英語版になっちゃうみたいです。次のアップデートを待つといいとか。ふむふむ。ほんと、今は専門家たちの研究段階なのです。
今度は写真を入れてみます。+マークをクリックして「Image(絵)」のブロックを選びます。そうすると、こんな感じでパレットが表示されます。
ここではメディアライブラリから写真をいれます。【Media Library】ボタンをクリックします。
あとはこの繰り返しで、ブロックを作ってデータを入力していき、ブログ記事を完成させます。
ブロックは上下に移動させることもできるから、写真と文章を上下逆にすることもできます。
使ってみての感想
職業柄、私自身はブロックエディタでも、いろいろ画面を触りながら仕組みを把握することができました。見出し→文章→写真という基本的な流れのブログは書けますね。
が、メディアライブラリは使いづらいと思いました。画像を編集すると別タグが開いちゃったりして、操作は勉強する必要があるかな。
そして、このブロックエディタでできるもっと複雑なレイアウトでブログを書くには、もう少し練習が必要です。
気になるところは、動作が遅いところかな。プレビューを見たり、下書き保存したりすると、ちょっともっさり動くのよね。
最大の懸念は、これをWebにあまり詳しくないお客様にどう説明しようかということです。
操作説明書を作るのに、試行錯誤が必要かもなぁ。
救いなのは、クラッシックエディタのプラグインがあり、こちらを使うとワードプレス4までの、つまり従来の方法でブログを書けます。クラシックエディタのプラグインは、2022年まではサポートされるようです。
参照記事はこちらです↓
※グーテンベルグは、ブロックエディタのことです。
新しいことにチャレンジしたい方は、ブロックエディタを使ってみてね~。
で、ブログを書くのがやっとの方は、クラシックエディタで今までどおりがんばりましょう~~♪♪
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。