何かを変えたいならば、行動してみようよ
「会社の業績が落ちたからなんとかしたい」
「英語を話せるようになりたい」
「痩せたい」
「こんな自分が嫌だ」
とか、
今の状況を変えたいって思うことありませんか。
私はいつも、何かしら思っていました。いまも思うかな(笑)
いろんなことで四苦八苦した結果、私の得た結論は
決断して行動すれば、状況は自分で変えらる。
です。
行動し続けることで、すぐにではなくても徐々に変わっていきます。
なぜ私が「行動」にこだわるようになったのか。今日はそんなことを書いてみたいと思います。
私の大切な友人のこと
想いも大事だけれど、行動することは大事なんだと決定的に思ったのは、友人との会話です。
私は、闘病している友人をサポートするチームに入っていることがありました。
彼女が病気に向き合い、どんな治療をすればよいか、どんな過ごし方をしたらよいのかよりよく考えられるように「彼女の話を徹底的に聞く」というシンプルな方法で、サポートし合うチームを作っていました。
彼女は自分のために助けを求めながら、本当によく病気と闘っていました。
ときには彼女とケンカしながらも、私は彼女の話を聞く人たちをオーガナイズして、スケジュールを組むお手伝いしていたのです。
それが、、、
ある日のこと、「具合が悪いから予定を変更して」というメッセージが入ったまま、彼女と連絡が取れなくなりました。
ほかの友人からも彼女はどうしたんだろうという問い合わせが入って、心配になった私は彼女の娘さんに思いきって連絡してみたら、緊急入院をしたんですね。
「病院に行ってもいいか」と聞いてみたら、「来てほしいと言っている」と彼女の娘さんから返事がきて、仕事の合間に友人を訪ねました。
状況がよくないことは、病室に入ってすぐにわかりました。
彼女は私の顔を見ると、とても喜んでくれていろいろな話をしましたよ。
「また来るからね」と言って病室を出ようとしたとき、彼女は私にこう伝えてくれたんです。
「いろんな人が私の心配をしてくれる。大丈夫?ってメールもくれる。
でも、さおりは探して来てくれた。ちゃんと私に会いに来てくれた。行動している。
それがとてもうれしい。」
この言葉を聞いて、衝撃を受けました。
心配しているって口では言えても、どのくらいの人が自分ごととしてとらえているのか、彼女はちゃんとわかっていたのですね。
そして、私に教えてくれたんです。「行動することは大切だよ」って。
この文章を書いていても、その時のシーンが頭の中に鮮明に浮かんできます。
この話には後日談があって、、、
別の日の夕方、彼女の病院が近いから寄ろうかなって思ったときがありました。
でも、その時の私はすごく疲れていたので、病院に足が向かなかったのです。次の日に病院に行く約束をしていたこともあり、「明日いくからね」とつぶやいて家に帰りました。
ところが、翌朝別の友人から電話があって、「彼女が前の晩に亡くなった」と言うのです。
私が彼女に会いたいなって思った2時間くらいあとに、息を引き取ったそうです。とても後悔しました。
あのときに会いに行ったら、会えたのに。
私が会いに行って、何かが変わったとは思いません。でも、私は会いたいと思ったのに、会いに行かなかった。そして、永遠にお別れすることになったのです。
そのときの私はあとでわかったのですが、ひどい貧血で自分自身も身体が大変なときでした。だから、彼女に会わなかった自分を責めてはいません。
でも、あのときにって思いはずっと心にあります。
そして、「行動してくれたことがうれしい」と言ってくれた彼女の言葉は、もっと大切な言葉だと思っています。
まずはやってみようよ~
苦しくて立ち止まる経験はみなさんにあると思います。
でも、その状態で止まっていても状況はあまり変わりません。
たとえば、会社の業績を改善したければ、よくなるように動く必要があります。
通帳を眺めてため息をついてもお金は振り込まれないけれども、お客さんの所に行ってみるとか、ブログを一生懸命に書いてみるとか、銀行に相談するとか、とにかく何かを考えて動いてみると、お金が振り込まれることにつながっていきます。
どんな小さなことでもよいから、一歩ずつ前に進んでいくと、状況は必ず変わります。
想いは伝わります。
「さおりは行動してくれた」
私はこの友人の言葉を大切にして、日々生きていこうと思っているのです。
コメント
この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。