Webサイトやブログの記事に最適な文字数ってありますか?

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「何文字以内で記事を書くとよいでしょう?」
「更新頻度はどのくらいにした方がいいでしょうか?」

Web集客コンサルをしていると、よく聞かれる質問です。
これは検索順位を意識して、「何をしなければならないのか」というご質問だと思います。そして、非常に答えに困る質問です。

なぜなら、学校の宿題のような正解はないから。

こんにちは。札幌Webプロデューサーをしている白藤沙織です。

GoogleはWebサイトやブログの記事を、「何文字以内にしなさい」と基準を決めていません。「Google 推奨の文字数」と検索したら、Googleからこんな答えが返ってきました。

Googleは「100文字に満たないすべてのページは悪い。 文字数100~500程度が大丈夫で、500以上は5枚の画像がないといけない」と言ったようなページの文字数を数えるアルゴリズムを有してはいません。 Googleはそのようにコンテンツを評価しません。

でも、やっぱりブログを書こうとすると、何文字くらいがいいんだろうって思っちゃいますよね。

さて、何文字で書きましょうか。

hngahaeによるPixabayからの画像

今日は、どんな風にブログやWebサイトの記事を書いていくといいのか、私の考えをお伝えします。

学校のように基準を探すのはやめた方がいいと思う

文字数に決まりはありません。好きに書いていいのです。
そうは言っても、基準は欲しいですよね(^▽^;)

どうしても答えなければならないときは、私は「ざっくり800文字~1000文字くらいです」とお伝えします。

それはこんな理由があるからです。

もし、お客様と直接会って商品やサービスの説明をするならば、30分くらい話すのではないでしょうか。雑談も含めるともっと時間が必要です。

その話した内容をすべて原稿として書き起こすとしましょう。5分間スピーチの原稿で、だいたい1500文字必要だそうです。そうすると商談の30分ならば、9000文字くらいの原稿になります。

真剣にプレゼンするなら、9000文字が必要です。

そうは言っても、書くことがエネルギーが必要で、9000文字の記事を書くのは、文章を生業としていない限りハードルが高いです。
3分間スピーチと考えると、900文字くらいになります。持ち時間が3分あると、自分の想いや商品やサービスのエッセンスを伝えられると思います。
話よって振れ幅があるから、だいたい800文字~1000文字がいいかなと思うのです。

参考までに、SEOの視点からも「ひとつの記事の目安は800文字~1000文字」がいいかなと思います。このくらい文字数があると、読者に有益な情報を伝えられる、Googleがいう質の高いコンテンツになるというのが理由です。

でも、文字数にこだわることより、大事なことがあります。

自分都合で書ける書けないに注目するのではなく、あなたのお客さんが読んで内容を理解できること、あなたが伝えたい情報が伝わることに注目することです。

たとえば、会社のお休み、配送状況、事実などを伝えるときは100文字以内でも伝わります。こんな感じ。↓

5月1日~5月5日は、商品の発送はお休みにします。再開は5月6日です。

Webサイトでいうと、新着情報とか更新情報はこんな文章が続きますね。きっと。

でも、商品紹介や自分の想いを伝えるときは、これでは足りないのです。Webサイトやブログでビジネスするなら、お客さんにあなたのことを覚えてもらい、いいなと思ってもらい、信頼してもらう必要があるからです。

Webサイトやブログで信頼してもらうためには、丁寧に自分は何者で、何を考えて、毎日何をしていて、だからこの商品も売っているんです、という内容を定期的に書いていくことが大事です。

何文字にすると検索順位が上がるという発想で書くよりも、ずっとずつとビジネスに必要な考え方です。

検索順位よりも、お客さんが行動してくれないとモノは売れないのですから。

自分が書けそうな文字数を決めてみる

人間は好きにしてというと行動しづらく、何かルールがあると動きやすい動物です。

私はブログを書きたい方には、「800文字~1000文字、更新頻度は自分のペースで」と最初にお伝えします。それから、ご自分でそれができそうか、できない場合はどうすればできるか考えてもらい、その場で決めてもらいます。
考えるだけだと行動に結びつかないからです。

書き慣れていない人は、400文字でも大変かもしれません。
その場合は、400文字から始めてみます。
それ以下の文字数だと、正直に言うとGoogleには評価されづらいと思います。なので、書くことが苦痛だったり、忙しすぎてブログを書けそうもない方には、140文字のTwitterの方をおススメします。

読者にとって必要な情報があって、SEO的にもいい感じなのが、800文字~1000文字くらいの記事です。これも決めてごとではなく、内容を掘り下げていけば、もっと文字数が必要でしょう。

でも、800文字~1000文字に捕らわれて1記事も書けないよりは、400文字で定期的に発信したほうが、お客さんに信頼してもらえます。継続していると、ブログを書いていることに気づいてくれる人も増えてきます。

私のお客様は「月に2回 800文字くらい」と決めて、ブログを書き始めました。このペースで書いていった結果、今では週に1回のペースで1500文字くらいの記事を書けるようになりました。採用でいい結果が出ています。

一方、うちの会社のスタッフは、「月に1回8,000文字~10,000文字でブログを書く」と言っています。SEOやWeb集客の専門情報を書きたいので、このくらいの文字数が必要と判断したそうです。10,000文字を書くにはまとまった時間が必要なので、更新頻度は少ないのです。月1回ペースで10,000文字の記事を書き続けられたらすごいと思います。

このように、何が効果的なのか、何ができるのかは人それぞれです。ご自分はどうかなと考えてみてくださいね。

 

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 この記事の投稿者

白藤沙織

Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。

営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。

仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。

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