社内を変えたかったら、経営者が変わらないといけないと身に染みて思ったこと
小さな会社こそホームページを、
小さな会社こそソーシャルメディアを
活用して広報しましょう。
小さな会社だからこそ、
社員がそれぞれに個性を発揮して会社を盛り上げられます。
と、私はそう考えてお客様にも話していますし、自分自身も行動してきました。
エクスマ実践塾に入ったのも、もっともっとソーシャルメディアを使って発信したいと思ったからです。
ここに、私のお客様も私自身の会社も業績を伸ばす秘訣があると確信しているんです。
けれども、私にはずっと抱えていた悩みがありました。
それは、「小さな会社こそ経費を抑えて広報できるソーシャルメディアが有効」と思っているのに、社内になかなか浸透しないということでした。
言動が一致している企業になるにはどうしたらよいか。
試行錯誤してきました。
そして今日、ソーシャルメディアを使って広報する会社になれんではないかと確信できることがありました。
エクスマ塾の同期生の駿井麻里さん(クレー)の「あなたの仕事を加速させるフセンセミナー」を正文舎で開催したことがきっかけです。
そこに集まってくれた社員を見て、
会社に「ソーシャルメディア班ができた!」
「エクスマ化もできるかもしれない」
そう思えたのです。
なぜ、こう思えるようになったのか。
今日はその話を書きますね。
やらされていては、誰も楽しくない
私がブログを使って情報発信を始めたのが2004年頃。
ブログを書けば書いただけの成果が出ると確信して、
「社内でやろう」と勧めていました。
そのときは、私が言うから「まぁやってみようか」という感じですが、本質のところで何でブログを書かなければならないのかということが理解されていなかったので、なかなか続きませんでした。
更新されないブログ、
放置状態のfacebookページ、
それを見てイライラしてしまう自分。
たぶん、みんな楽しくなかったのだと思います。
私も実は楽しくなかったのです。
誰も楽しくないものは続きません。
必死はよくない
途切れ途切れになっても、ブログを続け、facebookやTwitterをしてきたのは理由があります。
まずはWeb制作会社なのに、Webで集客できないとお客様に信頼されないという理由から。
でも、これってある意味他人事です。
お客様が理由になっていて、別の理由でお客様に信頼していただければとくにWeb集客は必要ないってことです。
何かが違う。
自分たちが必要って心から思えないと、ネタ探しもなかなか進まないし、ただ単に会社のことを書いているだけで、あまりその人が見えてこないのです。
朝礼やミーティングで何度も何度も言いました。
「営業のチャネルを増やすためにも、ブログを書きましょう。ソーシャルメディアをしましょう」と。
「私がいなくなってもいいように、みんなでやりましよう」と。
私もみんなも一生懸命だったけれど、何かがかみ合わなかったんですね。きっと。
私はどうだつたのか
文章を書くのが好きなので、ブログやソーシャルメディアを使うのは楽しいんです。これは本当です。
だから、自分自身は営業ツールとして使っていましたし、効果があるとお客様にも勧めていました。
でも、会社では楽しくなかったんです。
そうです。私も人の精にしていたから。
「こんなに私ががんばっているのに」病にかかっていました。
私ががんばっているのに、誰も理解してくれない。動いてくれないと勝手に思っていたんです。
そうして、言葉は恐ろしいです。
「私がいなくても、、、」ということが本当になってしまいました。
病気になったんです。
仕事に復帰するまで私は情報発信があまりできなかったけれど、会社はとくに問題なく動いていました。そんなものです。
手放すと入ってくる
「さおりんがさぁ、好きだったらどんどんやればいいんだよ」
エクスマ塾で「何だかブログが面白くなくなって」とつぶやいたとき、師匠の藤村先生がにこにこ笑ってアドバイスしてくださいました。
そうだよね。
「私が好きなんだから、私が楽しめるようにしよう。」
そう決めてからラクになりました。
社内のバランスを考えてやりたいことを抑えていましたが、それもやめました。
会社のブログも「更新を期待する」ことをやめました。
月に一回更新しようと決めた意味は、みんながそれぞれ考えるとよい。
今までこだわっていたことを、全部手放したんです。
できないものはできないし、したくないことはしなければいい。
そうは言っても、会社の広報はする必要はありますし、先に書いたようにWebと印刷の会社で、何も情報発信しないというのも問題があると私は思うんです。
それで、管理職に呼びかけてみました。
「私ひとりでもやろうと思いますが、もし連携してできるのであればそうしてほしいと」
そうしたら、自分からやりたいと立候補してくれる社員がいたんです。
自分からブログを書いて、facebookもやってみたいと言ってくれる社員が出てきたんです。ヽ(^。^)ノ
今年入社した、新人の二人です。
「今日のセミナーでお客様を出迎えるために、どんな情報を発信したらよいか考えてね。」と言ったら、セミナー前には地下鉄菊水駅から正文舎までの道のりを写真で紹介した記事をアップしてくれました。
正文舎の正面玄関を紹介している二人の写真もあります。
自分から顔を出してくれて、記事もアップしてくれるって素敵だな~~。しかも、楽しんでくれてします。
この二人も近いうちにブログを始めます。
現在、二人でブログをどんなデザインにするのか考えてもらっています。
さらにうれしかったのは、自分がブログをなかなか書けないことを課題として取り上げてくれた社員もいたことです。
私がきりきりしていた頃、彼女も楽しくなかったと思うのに、情報発信は大切つて思っていてくれていたことがうれしいんです。
執着を手放すと、新しいことが入ってくるのは本当だなって思います。
彼女たちとは別に、WEBサクセスの公式ブログも月に一回の当番で書いているメンバーもいます。
制作スタッフはワードプレスでブログを構築したり、ホームページの更新で協力してくれています。
自分が心から楽しいって状況を作ることは、案外楽しさが伝わって、より楽しくなるのではないかなと思うのです。
駿井さんのフセンセミナーで、私はあきらめずに会社の情報発信について考えましたよ。
私の課題について、参加した方からたくさんのアイディアをフセンに書いてくださいました。
この中から、今日できることをピックアップして実行しましたよ。
営業部のアライくんは、ソーシャルディアをフル活用してお客様から仕事をいただきたいらしいです。
今日のセミナーのタイトルのように、
「仕事が加速」していくといいな。
それも楽しくね(^_-)-☆
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この記事の投稿者
白藤沙織
Web・印刷の株式会社正文舎取締役。 Webプロデューサー 兼 ライター。ときどきセミナー講師。 コーチやカウンセラーの資格を持ち、仕事に活かしています。 ダンス・歌・演劇好き。4コマ漫画のサザエさんをこよなく愛しています。
営業をどのようにしたらよいかわからないときに、Webサイトとブログ、SNSに出会う。以来、情報発信を丁寧にして未来のお客様と出会ったり、お客様のフォローをしています。
仕事もプライベートも「自分の生きたい人生を生きる」ために、「自信や勇気」を届けられたらうれしいです。